何と言っても色がいい。浜辺が似合うライトグリーンの1976年フォード F-150 RANGER。アメリカのオークションサイトで見つけた一台だ。純正っぽいレイト感たっぷりのキャンパーシェルもGOOD。スーパーキャブ仕様の2列シートなので、たっぷり6人座れる。
この車があったのはオハイオ州バイズビル。オーナーはほかにも数台のトラックを所有しているが、ブレーキ関係に異常がある一番古いこのトラックを手放すことにしたそうだ。セールス情報には車の状態などが細かく書かれていたが、その最後にオーナーのこんなひとことが。「今回もし買い手が決まらなかったらやっぱり手元においておく」。思い入れのある車なのか、かなり心が揺れているらしい。なんだか申し訳ないような気もしたが、そんなオーナーの人柄も気に入って購入を決めた。
手元に届いてみると、きれいな色とやれた感じがやはりいい。でもそれなりに手直しも必要。さてどうやって手を入れるか。僕のプランはこうだ。
まず、前オーナーが手放すきっかけとなったブレーキ関係の異常。この部品は日本国内に在庫はないが、前にもご紹介したアメリカのパーツ専門店通販サイト「LMC TRUCK(http://www.lmctruck.com/)」で入手できる。金額にして10,000円前後だ。リアバンパーも曲がっているから交換したほうがいいかもしれない。外装は古さが良い雰囲気を出していて、むしろこのままのほうが良さそうだ。グリルだけは新品に替えると引き締まる。前後異なるホイールが入っているので、社外ホイールに入れ替えよう。色はグレーシルバーはどうだろう?タイヤはNITTOタイヤなどのオフロード系もいいかもしれない。さらに足回りを変更して、ショックアブソーバーやリフトキットを組み込むのも面白い。
もちろんこれは僕好みの仕上げ方。ひとそれぞれアレンジのしかたははさまざま。前オーナーの想いを受け継ぎながら、遠く離れた日本でこの車を楽しんでみてはどうだろうか。