この時期だけの僕のとっておきの楽しみがる。ホタルだ。
ほとんど誰にも教えていないが、自然のホタルが住む隠れた場所が、八王子市内にある。
6月下旬から7月上旬の限られた季節。夜7時半ごろまでに夕食を済ませて車に乗り込む。夜風を浴びながら約20分の夜のドライブ。
そのとっておきのスポットは、意外にも、開発された街なかからすぐの場所にある。大きな道路から一本裏手の小道に入り500mほど行くと、開発地区から取り残された山と小さな田んぼ。
暗闇を進むと、フワ~フワ~っと黄緑色の光が浮かんでいる。「今年も元気に生きていたね」とほっとした気持ちになる。そっと近づくと、カエルの鳴き声が一瞬とまり、数秒経過するとまた「ガヤガヤ」と鳴き始める。ホタルとカエルのロマンティックな共演だ。
暗闇のなか、自然の静かな光を目で追っていると、パソコンやテレビの人工的なチカチカした光で疲れた目がリラックスしていく。体も心もゆるんでいくようだ。
ホタルの生息条件は、流れの穏やかなきれいな水辺と、隠れ場所となる草木があること。そして車や人通り、電光などのない静かな場所であること。
僕は車が大好きだが、ホタルが生きていけるような自然も大切にしたい。
そんなライフスタイルを追求してみたい。