いま取り掛かっているプロジェクトがある。
アメリカで仕入れた「1970年 FORD F250」のレストアだ。レストアと言っても難しいことではなく、取れてなくなってしまった部品や不具合のある部品をひとつひとつ交換していくというもの。仕事の合間を見ては(このレストアももちろん仕事ではあるが)、少しずつ自分の手で進めている。リアバンパー、左フロントウインカー、サイドのリアモール、グリルの割れなど、ぱっと見ただけでも手を入れるべき箇所はいろいろある。今から43年前のトラックだから不思議なことではない。
そんな古い車の部品、今でも手に入るの??と思う方もいるだろう。日本の場合、古い車の部品を入手するのは非常に難しい。メーカーが生産を止めてしまい徐々に在庫が無くなり...そして最後は完全に入手できなくなってしまう。
でもアメリカは違う。何十年も前の車の部品が今でもしっかりと売られている。僕がいつも使っているのは「LMCトラック」というパーツ専門店。フォードやシボレー、ダッジの1940年代から現行型までの部品を取り揃えている。「LMCトラック」が発行している冊子には、車の拡大図とともに各部品の型番が示されている。これを見ればどこにどんな部品が使われているか一目瞭然。まるでプラモデルを組み立てるかのようにレストアできるのだ。
もちろんWebサイトもある。年式やグレード・排気量別に詳しく掲載されているので、検索も非常にスムーズ。ネット注文で部品ひとつでも届けてくれる。小さなエンブレムからドアパネルやガスタンクまで、足りないものは何でもこのサイトから手に入れることができる。時間があるときにぜひ見てもらいたい。とにかく楽しい。
お父さんがひとりガレージでレストアに励む。アメリカでよくみる週末の風景。40・50年代のトラックや60・70年代のカマロやコルベットなど、1年、2年とコツコツ時間を掛けながらレストアを楽しむ。車とのこんな付き合い方もいいものだ。